運動おいて肩甲骨と骨盤が連動することは動物学的にも重要です。
近年の幼児期・小学生期において遊びの変化もなされていること
安全面の配慮から遊具の活動範囲が狭まった事により
人間本来動くはずの部位がより動きにくくなっているように感じます。
大人になる過程で使わなくなることにより
どうしても可動域が狭まることは否めないとしても
幼児期や小学生期のゴールデンエイジにおいては
その可動域が広まる(厳密には元に戻す)
運動が多く出来ることができたら子ども達の可能性はさらに広がると考えています。

とりわけ、かけっこにおいても同様のことがいえます。
まず肩甲骨がスムーズに動き、上半身の大きな筋肉でエネルギーを効率よく作り出すことが重要で
そのエネルギーを柔軟かつ安定した骨盤を通じて、脚の回転につなげていきます。

多くの子どもは速く走ろうと思うと、脚を一生懸命に動かそうとして、上手く嚙み合っていない場面もちらほら。

本来、走ることは全身運動です。上半身と下半身の連動が大きな力となります。
肩甲骨と骨盤の連動を意識づけて、活性化させるのにストレッチと脳から伝達が行き届く運動になります。