子どもたちの中には
多くの特性を持った子が混在し
中には発達障害という診断となる
子どももいるかと思います。
発達障害には運動療法が良いというデータはあるものの
発達の過程での差に関わらず
運動は子どもたちに多くの感覚を伸ばす教材となります。
子どもたちにとっての社会とは「学校」になります。
学校で求められることの中には
・集中の持続
・学習
・姿勢
・協調性
などがあります。
上記に書いた4つの要素それぞれ役割が違うので、一度に獲得させることは容易ではありませんし
発達がゆるやかな子ほど、どこかに多くの時間を要します。
ただ異なった4つの要素を、発達の過程に関わらず
運動によって獲得しやすい受け皿を作ることは「可能」です
発達初期に優先的に働く感覚が大きく3つあります
一つ目は筋肉の曲げ伸ばしをコントロールする感覚 「固有覚」
二つ目はバランスの保持やスピードを感じる感覚 「前庭覚」
三つ目は他者との接触や気配を察する感覚 「触覚」
この3つの感覚がしっかり発達することで土台となる受け皿ができ
集中力や姿勢の維持などの要素が初めて積み重なっていきます