真剣にスポーツに取り組むからこそ笑顔をとりいれる
スポーツ指導においてイメージされる「スポーツ根性」「厳しい指導」というストイックな取り組みは
やり切った自信など一定の効果をもたらすかと思いますが
それ以上に「笑顔」が大切だと考えます
笑顔の効果は以下のようになります
フィジカルにきく
上半身、とくに腕の可動をスムーズにします。
鎖骨部分につながっており、その部分の柔軟性がしなやかな動きになります。
本日の練習でも補強系が多くなりましたが、しんどく地味な練習こそ笑顔でやり切りました。
また、お花畑をイメージしながらのスキップなど、はたから見ると、変な練習に見えるかとは思いますが
様々な場面において、本質を捉えて笑顔で練習してみましょう
メンタル的側面
気分をリラックスさせる → 本来の力を発揮する
周りを明るくする → チームの雰囲気、練習の雰囲気を良くする
気持ちを切り替える → ミスや上手くいかない時こそ笑顔
女子ゴルフ全英で優勝をおさめた岡山県出身の渋野選手のトレードマークは「笑顔」。
彼女はご両親から「スコアを落とした時、笑顔のほうがかわいいよ」と教えられていたそうです。
また、日本テニス史上初のグランドスラムチャンピオンに輝いた大阪なおみ選手も、積極的に「笑顔」を取り入れていました。
特にミスをした直後「笑顔」をつくっていたことが顕著かと思います。
スポーツの前段階として「スポーツを楽しむ」ことが重要。
そこに笑顔が伴えば、いざ記録を残さねばというとき「笑顔」でいつもの自分を取り戻すことができるかと考えます。
また大一番の勝負などではどうしても緊張が生じますが、緊張とは自分の欲望からくるものであり
普段の力以上のものを出そうとするときに生じるものと思っています。
自分の持っている力以上のものは出せません。
そういうときこそ笑顔で、いつも通りの自分を演出することが、好成績を残すカギになるのではないでしょうか。